男のくせにメソメソするな。親の言うこと聞きなさい。

恐怖におびえ感じない考えない行動しないが習慣となった男児が48歳になり、幸せになるために奮闘しています。

男のくせにメソメソするな

母親と離れ知人宅に預けられた3歳児は、見捨てられるのではないかという強い不安に襲われました。

その反面、母親と一緒にいると安心感でいっぱいになりました。

安心ボケというのか分かりませんけど、いつもボーッとしてよだれを垂らしていました。

母の話も上の空で注意されてばかりです。

次第にそんな私に対して怒りを感じたようで、強い口調で叱るようになってきました。見放されてしまう不安がよぎります。

するとすぐに泣いてしまいます。

その繰り返しです。

すると見かねた父親が「男のくせにメソメソするな!」と叱りつけます。

こうして私は両親を毒親にしてしまったんんだと思います。

私は、少しずつダメに人間になっていくのでした。

 

小学校1年生になると、2Fの寝室で一人で寝かされるようになりました。

この瞬間を迎えるのがとても嫌でした。

天井の木目の模様が人に見えてきたり、ドアの隙間から誰かにのぞかれているかもしれないと心配したり、とにかく怖くて仕方がありませんでした。

また、両親に怖いと伝えることができませんでした。

男のくせに~と言われかねないので言えなかったんだと思います。

掛布団を頭からかぶって汗だくになりながら、ただ、眠りに入るのをひたすら待っていました。

あまりの恐怖に足音が聞こえるようになりました。

私の背後で誰かが歩いるのを感じました。

ミシッミシッと畳の上を歩く音を毎日毎日聞きました。

その人を見てしまったら最後、私は襲われてしまうと想像するとさらに恐怖が増しました。

疲れ切って眠りに入ると悪夢を見るのでした。

朝起きるとぐったりしていました。

そして日中にぼーっとするのでした。

親の話を上の空で聞く小学校1年生の私は、また、親の怒りを買うのでした。

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

ランキングに参加しています。

恐縮ですが、下のボタンを押して頂けるとありがたいです。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ
にほんブログ村